EP3 電動ステアリングラック整備(ふらつき対策)

EP3のハンドルふらつき現象の対策として強化スライダー組込の紹介記事等が見受けられますが、その前にステアリングラックのラックガイド調整で解消する場合もありますしそもそも調整が不完全ですと強化スライダーを組み込んでもふら付き現象は解消しません。それからふらつき現象の対策の為にフロントロアアームをピロ化するのも違うと思います。今回はステアリングラックの調整とラックガイドの交換です。

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ステアリングラック下部のロックナット(赤矢印)を緩めます。クローフートレンチの43mmを使うと便利です。

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ロックナットが緩んだらトルクレンチ等で14mmの調整ネジを25N・mのトルクで締め込みます。再度調整ネジを緩め今度は3.9N・mで締めます。そして調整ネジを20度戻してロックナットを締めます。試走後もう一度ロックナットを確認して作業完了です。

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時間があればステアリングラックガイドを抜き出し点検&グリス給脂すると良いでしょう。

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分解した部品です。スプリングやガイドは少しでも経たりがあれば交換してしまいましょう。

ステアリングラックガイド - コピー.JPG
ステアリングラックガイドの拡大画像です。赤丸部分が経たると締め込んでもガタが出たりハンドルふら付きの原因となります。

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問題が無ければネジ山に防水対策のシール剤を塗って組込み作業終了です。


ここまでは分かり易く解説するために車体から外した予備のステアリングラックの画像でしたが実際の整備は車体の下からおこないます。次は車体下からのラックガイド交換の解説です。

ラックガイド整備1.JPG

先ずエキパイの遮熱板を横(助手席側)にずらします。画像内矢印のボルトと画像左手(画像内には写ってない)の2本を抜きとります。次にもう2本ボルトを緩める(この2本は緩めるだけで抜く必要はありません。)と遮熱板が外れるので100ミリほど助手席側にずらします。するとラックガイドにアクセスできます。

ラックガイド整備2.JPG

次にラックガイドのロックナットを緩めます。クローフートレンチの43mmを使用します。

ラックガイド整備3.JPG

次にラックガイド調整ボルト14ミリを緩めてラックガイドを抜き出します。ここでは2枚目の画像のようにメガネレンチやスパナは狭くて使えませんので14ミリのクローフトレンチを使用します。取り外したラックガイドと新品ガイドを比較してみました。ガイド真ん中の変色部分が明らかに摩耗してます。調整ボルトを締め込めばまだ使えそうですが、走行距離も8万キロですし安い部品ですので迷わず交換しました。2枚目画像の組み込み調整の説明は修理書の説明なのですが私はもっと簡単で何時も次の様に調整してます。14ミリの調整ボルトを一度締め込み緩めてから約4.0N・mで締めこんで完了としております。

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上画像の工具は必須です。ラチェット、エクステンションバー400ミリ、クローフートレンチ43ミリ、首振りソケット、画像無しですがクローフートレンチ14ミリ。慣れると1時間ほどで完了する作業だと思います。ディーラーにお願いするのも一つの手ですね。



以下3点は今回の作業には関係ありませんが過去の画像を発見したので参考までに載せてみました。EP3ステアリングラック分解画像です。

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IMG_5665 (1).JPG



posted by EP3 at 21:01 | Comment(0) | EP3 シビック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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